八家(はちけ)は、過去にSpeedy Immigration Pass(常客証)を取得した経験がある台湾好き。
Speedy Immigration Passとは、1年以内に3回台湾を訪れると申請できる常客証。空港での入国審査が専用レーンから手続き可能。
2021年、政治がらみで話題になった「台湾パイナップル」。その状況についてはニュース記事にお任せするとして、台湾好きとしては台湾のパイナップルを食べないわけにはいきません。台湾を支援することになればいいなというのもありますが、パイナップル自体にも興味があります。
台湾は、地理的に嘉義市(かぎし)を境に北部は「亜熱帯」、南部は「熱帯」に属する暖かい地域。パイナップルにも期待が持てます。
これまでパイナップル自体、産地に限らずあまり買うことはありませんでした。夏は、買ってもスイカとか・・・。
とにかく普段あまりフルーツは買いません。それに台湾パイナップルって、そもそも日本で流通してたっけ?という疑問・・・。やはり普段フルーツに馴染みがないということで、スーパーマーケットへ行ってもパイナップルは気にしていませんでした。
今回は、台湾パイナップルの切り方、味の感想についてお伝えします。
台湾パイナップルを買ってきた
今回ヒルネ(妻)が台湾パイナップルを見つけて買ってきました。「フェルモサパイン」というもの。ちょっと小さめ?とは言え「芯まで食べられる」というので期待が高まります。
買ってきたはいいものの、さてどうやって皮を剥いて食べるのかという問題。うちでやったのは、台湾式?現地の人もやっている?とされる方法にチャレンジ。間違えているかもしれませんが、やってみました。
結論。台湾パイナップルは、今まで食べたパイナップルの中で一番甘くておいしかった!
うちではそもそも缶詰とか、ハワイのドール工場とか、何かの料理に付いてくるときとか、ホテルのビュッフェとかぐらいしかパイナップルを食べる機会がありませんでした。それも頻度は低い。その意味でも丸ごとパイナップルを買って皮を剥いて食べること自体がイベント、というか新鮮な体験でした。
台湾パイナップルを切る方法
うちなりの解釈で台湾パイナップルの皮を剥いて、食べられる状態にするまでの工程を写真付きで解説します。最後に台湾パイナップルを食べた感想などを書いてみます。
必要なもの
- 包丁とまな板
- あればゴム手袋 ※必須ではありません
まず葉と果実の間あたりを切ります。トゲトゲしている葉は、「冠牙」(かんが)というそうです。
こんな感じになりました。
さらに反対側も切ります
パイナップルを立てて手で支えながら上からシュパシュパ皮を切って(削いで)いきます。結構かたい部分があったり湾曲している部分はやりにくいので注意深く。
切り進めるとこんな感じになりました。
さらに黒い部分を切って整えるとこんな感じになりました。ちょっと全体に小さくなったかな?
上から包丁を入れて真っ二つにします。この時点ですでに芯の部分が柔らかそうなのがわかります。切るときそんなにはかたくなかったです。
二分割された果実をさらに真っ二つにします。それぞれ真ん中に切れ目が入っているのわかりますか?
あとは適度な大きさになるように切っていきます。要するに「いちょう切り」っていうことですね。これで台湾パイナップルが食べられる状態になりました。
台湾パイナップルを食べた感想
最初にも書きましたが、とにかく「今まで食べたパイナップルの中で一番甘くておしかった」というのが感想です。
今までに食べたパイナップルというと果実が硬くて、甘酸っぱいというよりちょっと酸っぱいの方が勝っているかな、という印象でした。
でも今回丸ごと買ってきて皮を剥いて食べた「台湾パイナップル」は、よく熟しているのか果実が柔らかくて、1歳の息子もパクパク食べていました。
芯も取り除いたりせずそのまま食べられました。2日に分けて食べましたが、ジューシーで期待以上でした。芯まで食べられる、というのは本当です。
そして香り。皮を剥いた後、パイナップルのあのパイナップルらしい香りがふわ~としてきて、なんだか何とも言えない良い気分になりました。
熟し具合や品種によっても違いがあるとはおもいますが、今回の「台湾パイナップル」は、とても甘くておいしかったです。
もしまた買うことがあったら、今回とは違う品種も食べてみたいとおもいました。
「台湾パイナップル」おすすめです。
【番外】パイナップルケーキ