今回は、台湾へ行って「十分(シーフェン/じゅうふん)」エリアを観光をしたときのお話。
以前、石垣島へ子連れ旅行したときのことを書きました。今回もそんな感じでふりかえりになります。2020年以降、この記事を書いている現在に至るまで新型感染症流行の影響で気軽に旅行に行けなくなったというのもあり、ときどきこのように振り返っています。
台湾は日本人観光客に大変人気の場所。現地へ行ったときには、たくさんの日本人を見ました。
八家(はちけ)は何度か台湾に行っています。ある年にはSpeedy Immigration Pass(常客証)を取得したこともありました。ちなみにSpeedy Immigration Passを取得すると、台湾の空港で専用の入国審査レーンからあまり待たずに通過することができます。
Speedy Immigration Passの取得条件は、1年以内に3回台湾に入国すること。オンラインで申請できます。
まだまだたくさんの回数を訪れているというわけではありませんが、何回かの訪台で台湾にとても好感をもちました。食べ物がおいしいというのもありますが、やはり印象に残っているのは、台湾の方たちの人柄です。
これについてはあらためて書ければとおもいっていますが、道がわからなくて困っているときに何度か助けてもらいました。
台湾の中でも新北市の九份(ジォウフェン/きゅうふん)と同様に人気なのが十分(シーフェン/じゅうふん)でしょうか。十分と言えば、ランタン飛ばしやレトロな街並みと鉄道というのが、観光ツアーを通しての印象です。
主にそのあたりのことを書いていきます。
- 滝(十分瀑布)と十分老街
- ランタンに書いた願いが叶った
- レトロ鉄道(平渓線)
台湾十分の場所
台北市から十分までの距離感は、下の地図ぐらいです。よく観光ガイドなどに出てくる「十分老街」は、新北市平渓区になります。
うちの場合、台北市から観光ツアーを利用してバスで十分へ連れて行ってもらいました。十分は山あいに位置します。そのためか台北市では天気が良かったのに、バスが十分に近づくにつれて雲が見えはじめ、着くころには小雨が降っていました。
その小雨もしばらくすると止み、特に観光に影響はありませんでした。ツアーで十分を周ったので、その経験からここはオススメという観光ポイントを書いてみます。
滝(十分瀑布)と十分老街
まずは、滝と街並み。
十分瀑布(じゅうふんばくふ)
十分瀑布(じゅうふんばくふ)という滝があります。川幅全体が滝になっていて、水の勢いに迫力がありました。
自然が豊かな場所で、台北市とは全く異なる世界です。
十分老街
十分は、どちらかというと町全体がレトロな印象。ローカルな雰囲気がただよっています。ネコがスクーターの上で昼寝をしていたり、お店の看板は都会である台北市とは一味違った感じ。一昔前の台北もこんな感じだったのかも?と想像したりします。
台湾のローカルな雰囲気を感じてみたいという人には、十分はおすすめの場所です。
ランタンに書いた願いが叶った
十分(シーフェン/じゅうふん)と言えば「ランタン飛ばし」が有名。観光の冊子や雑誌で赤いランタンが空に舞っている様子を見たことがある人もいるかもしれません。
ランタン飛ばしは、観光プログラムの一部に組み込まれていました。現地の人らしき青年が手際よくランタン飛ばしの段取りを教えてくれました。
何組かの人たちが同時にやったのですが、紙でできた赤いランタンを渡されます。筆で願いを書いてランタン下部に着火。燃料が燃えて願いごとを書いた赤いランタンが、気球のように空に舞い上がっていきます。
観光ガイドの人に聞いたのですが、このランタンは後で回収しに行っているそうです。発見した人にはお金が支払われるのだとか。
ランタン飛ばし担当の青年に自分のカメラを渡しておくと、ランタンを手に持って飛ばすところから飛ばし終わったところあたりまで写真撮影してくれました。
ランタンには、健康のことや子宝などの願いを書きました。義父の病気は回復、子どもも授かり、なかなかのご利益。
レトロ鉄道(平渓線)
十分(シーフェン/じゅうふん)の町には、平渓線(へいけいせん)という鉄道があります。町の真ん中をレールが通っていて、柵も何もない箇所があります。平渓線は町の雰囲気と同様とてもレトロな車両。鉄道好きには、おすすめの場所です。そこまで鉄道好きではなくても、間近で平渓線をみることができる素敵な観光スポット。
平渓線は見るだけではなく実際に乗りました。乗車券は「切符」でした。
車内は鍵穴のような枠があったりして日本では見たことがないつくり。
- 十分(シーフェン/じゅうふん)は、山あいの自然とレトロな雰囲気が味わえる場所。九份(ジォウフェン/きゅうふん)同様、台湾のおすすめ観光スポット。
- ランタンに願いごとを書いて飛ばすとご利益あり?
- 十分老街ではレトロな平渓線(へいけいせん)を間近でみることができる。