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梅雨も夏も「浴室+除湿機」で洗濯物乾燥・シャープCV-R71感想あり

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日頃仕事をしていたり家事をしていたりすると、日中に洗濯物を干して乾かす時間はなかなか取りづらいもの。

忙しい家庭では、比較的時間がとれる夜に洗濯をして朝にはすっかり乾いているのが理想的。しかもお天気に左右されず。

高くなる電気代に加え、乾燥機の導入は予算的にきびしい。できるだけ低コストで効率的に洗濯物を乾かしたいもの。

以前、サーキュレーターと除湿機を併用して浴室を洗濯物乾燥室にするという記事を書きました。

除湿器とサーキュレーター併用で浴室を洗濯物乾燥室に!梅雨にうれしい暮らしのアイデア梅雨にうれしい「洗濯物を屋内で効率よく乾かす」ための方法をご紹介します。 もしかすると普通にやっているよ、という感じかもしれません...

今回は、除湿機を使って浴室を洗濯物乾燥室にするという部分は同じですが、以下2点の違いがあります。

  1. 除湿機を新しいものに買い替えた。
  2. サーキュレーターなしで除湿機だけで洗濯物乾燥。

後ほど、どんな機種でどのように使っているのかを詳しく解説します。

この記事は、以下のような場合に参考になるとおもいます。

  • 子供を含めて家族構成は3~4人。
  • 湿度が高い梅雨と夏の洗濯物乾燥をどうしようか悩んでいる。
  • 洗濯は夜にして朝には乾いているのが理想。
  • 洗濯物乾燥機や浴室乾燥機は持っていない。
  • 電気代を含めできるだけ低コストで洗濯物を効率的に乾かしたい。
  • 部屋干しできればいいけれど室内の湿度は上げたくない
  • 浴室に物干し竿が付いている(最低2本)。

家族の人数(=洗濯物の量)が多い場合は、あまり参考にならないかもしれません。3~4人で「夏の一般的な量の洗濯物」乾燥を想定しています。

 

浴室+除湿機で洗濯物を乾かすメリット

除湿機を使って浴室で洗濯物を乾燥させると、様々なメリットがあります。

  • 部屋干しだと室内の湿度が上がって不快になりカビの原因にも。浴室だとほとんど室内の湿度が上がる心配がない。
  • 入浴の後に洗濯をして除湿機で乾かせば浴室自体の乾燥も同時に行える。※カビ防止
  • 浴室は空間が比較的狭いため除湿機が効率的に機能しやすい。
  • 除湿機により浴室の室温が多少上がってもリビングなどにほとんど影響しない。
  • 浴室は換気扇がついているため効率的に空気を循環できる。
  • 浴室には物干し竿が付いている場合があり衣類を乾かすには最適。
  • 除湿機の動作音がリビングや寝室に影響しにくい。
  • 部屋干し(浴室以外)に比べて洗濯物が目立たない。
  • 外干しだと洗濯物を取り込む必要があるが浴室なら不要。
  • 急な雨でも浴室干しならあわてて取り込む必要がない。
  • 省エネ。※コンプレッサー式の小型除湿機は消費電力が少なめ

個人的な経験から除湿機による浴室干しには以上のようなメリットがあります。

CV-R71の特長

新しく買ったのは、シャープ・CV-R71(衣類乾燥除湿機)。以下特長。

  • A4用紙とほぼ同じ設置面積、省スペースに最適なコンパクトな本体。
  • 消臭・防カビ効果などが期待できるプラズマクラスター7000搭載。
  • 可動式ルーバー(手動)で風向きをコントロール。
  • シンプルな操作と機能にタイマー付き(2/4/6時間)。
  • 洗える排水タンク(約2.5L)。
  • 低騒音(除湿・弱36dB)。
  • 持ち運びに便利な取っ手付き。
  • 梅雨や夏の温かい時期に効果を発揮するコンプレッサー式。
  • コンプレッサー式は冬にも使えるデシカント式に比べ省エネ。
  • 衣類乾燥1回あたりの電気代目安、約17円。※シャープの公式サイト参照

 

プラズマクラスターには性能ランクがあります。以下の空気清浄機の記事に少し詳しく書いているので、興味がある場合は見てみてください。

子育て寝室におすすめ!加湿空気清浄機 シャープ【KI-PS40】レビュー・感想寝室用にシャープの加湿空気清浄機「KI-PS40」を買ったので、使った感想などを書いています。 シャープの加湿空気清浄機「KI-P...

 

CV-R71を使った浴室洗濯物乾燥のやり方

以下の方法で浴室内を衣類乾燥室にします。

必要なもの

  • 物干し竿2本が付いた浴室 ※できればタイマー付き換気扇
  • 除湿機 ※CV-R71のようなコンパクトなタイマー付き除湿機がおすすめ
  • 延長コード ※電源が遠い場合に必要

やり方

  1. 浴室は入浴後できるだけワイパーなどで水を切っておく。その方が洗濯物が早く乾くようにおもいます。
  2. 洗濯物を浴室内の物干し竿に引っかける。洗濯物同士がくっつき過ぎないようにだけは気をつけます。
  3. 除湿機を浴室の洗い場あたりに置き、ルーバーを真上または斜め前の洗濯物に向ける。浴室全体が乾燥してくるのでルーバーの向きは参考程度でOK。
  4. 除湿機を除湿モードにしてタイマーを4時間程度に設定。
  5. 浴室の換気扇をだいたい6時間でタイマー運転。
  6. 浴室の扉は10cm程度隙間を空ける。経験上、浴室外に湿気が漏れるのを抑えつつ空気を取り入れ、電源コード用の隙間も確保できると判断。

洗濯物の量に応じて除湿機と換気扇のタイマー運転時間を調節。うちの場合、除湿機(弱運転)で4時間、換気扇6時間でほぼ朝には乾いています。

洗濯物の量が多い場合は、除湿機6時間、換気扇8時間でもいいかもしれません。いろいろ試しながら、各家庭で最適な運転時間を見つけましょう。

CV-R71には「衣類乾燥」モードもあります。送風と除湿を繰り返しながら運転。送風時は省エネなので試す価値あり。少し送風時の音が大きいです。

 

CV-R71を使った感想

以前はサーキュレーターと除湿機を併用して浴室で洗濯物を乾かしていました。サーキュレータがあると、より早く乾くようにおもいますが、除湿機単体でも乾きます。

CV-R71は、シャープのプラズマクラスターという機能が付いていて、消臭・防カビなどの効果が期待できます。コロナというメーカーが出している同じぐらいの価格帯の除湿機があって迷いましたが、やはりプラズマクラスターの効果に引かれてシャープにしました。コロナのコンパクトモデルには、消臭・防カビのような機能は付いていません。

CV-R71はA4用紙サイズと同じぐらいのスペースに設置できるので、浴室内でもあまり邪魔になりません。

タイマーが2時間・4時間・6時間で個人的には気に入っているポイント。他のメーカーのものは、タイマーが2時間・4時間・8時間などとなっていて、「なぜ6時間がないんだろう?」とおもっていました。うちには、2時間・4時間・6時間が丁度いいです。

少し本体が重いため移動が大変ですが、普段は自作のキャスター付きボードに載せています。

排水タンクの蓋を取って手を入れて洗えるため、衛生的。容量も洗濯物乾燥という目的には十分です。

 

CV-R71のメリットとデメリット

メリット

  • コンパクトな本体サイズでありながら浴室での洗濯物乾燥には十分な除湿能力。
  • 排水タンクが手を入れて洗える。
  • 2時間・4時間・6時間タイマーが便利。
  • 除湿(弱)の運転音がうるさくない。
  • 本体がコンパクトなため普段置いておく場所でもそんなに邪魔にならない。
  • おそらく浴室乾燥や洗濯物乾燥機よりも省エネ。※高騰する電気代にはありがたい性能!
  • 機能がシンプルで操作が簡単。
  • プラズマクラスターの消臭・防カビなどの効果が期待できる。
  • 本体価格が2万円程度で導入しやすい。

デメリット

  • 本体はコンパクトながら比較的重い(約9.4kg)。
  • ルーバーは手動式。他メーカーは同価格帯で自動可動式ルーバーあり。※ただし洗濯物乾燥に影響は感じません

 

CV-R71を購入した方がいい人

以下のような人は、CV-R71のようなコンパクトな除湿機を買ってもいいかもしれません。

  • あまりお金をかけずに効率的に屋内で洗濯物を乾かしたい。
  • 操作が簡単な除湿機がいい。
  • 洗濯物を乾かす能力がある機種がいい。
  • できれば音が静かで省エネだとありがたい。
  • 有名なメーカーの機種だと安心。
  • 消臭・防カビ効果がある機種だとうれしい。
  • 本体がコンパクトなのがいい。
  • 排水タンクの内部が洗えるものがいい。
  • 本体価格が2万円前後だと買いやすい。

CV-R71の購入方法

大手のシャープ製ということから楽天やアマゾンなどのインターネット通販他、家電量販店などでも購入できるでしょう。

近くに家電量販店があるなら、実際の大きさや重さを他社製品と比べながら選べますね。

 

CV-R71とCV-S71の違い

2024年9月現在、うちで買ったCV-R71の後継機種は「CV-S71」です。仕様表を見比べたところ、以下の違いがありました。

シャープの公式サイトを見る限り、下記以外は「CV-R71」と「CV-S71」は同じように見えます。新機種の方が消費電力を高くして除湿能力を少し上げているようです。

CV-R71(2023年) CV-S71(2024年)
消費電力(50Hz/60Hz)
(1時間あたりの電気代目安)衣類乾燥
175W(約5.4円)/ 190W(約5.9円) 205W(約6.4円)/ 210W(約6.5円)
除湿 175W(約5.4円)/ 190W(約5.9円) 205W(約6.4円)/ 210W(約6.5円)
衣類乾燥時間(2kg) 約180分 約167分
質量 約9.4kg 約9.6kg

新型の方が市場価格が高い傾向にあるため、ほぼ性能が同じならより安い方がいいとおもい、うちでは旧モデルのCV-R71にしました。まだ市場に残っていれば、旧モデルを買うという判断もありでしょう。

 

まとめ

  • コンパクトな除湿機1台で浴室を洗濯物乾燥室にできる。シャープ・CV-R71はおすすめの1台。
  • 「浴室+除湿機」は洗濯物乾燥という目的の他、浴室自体の乾燥にもなり、リビングなどの室内の湿度上昇に影響しにくくメリットが多い。
  • 省エネかつ低予算で洗濯物屋内乾燥を実現するなら「浴室+除湿機」がおすすめ。
  • 梅雨や夏の洗濯物乾燥には「コンプレッサー式」除湿機が効果・省エネの面でおすすめ。
  • CV-R71は重量感があるものの、シンプルな操作で十分な除湿効果が得られる低価格帯の機種。

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